理系の出世加速ブログ at 理工系.com

理系の出世の加速に役立つ情報を提供することを目指します。

日本のため、世界のためと私の出世

日本のため、世界のためと私の出世とは矛盾するものではないと思われる。

理工系の地位向上運動は、日本のため、世界のための運動なので、「私の地位の向上」より、「科学技術の促進による人類全体の利益」を目指すものである。

しかし、人間なので、そういう目標だと動機が弱く、「私の地位向上」のコンテンツが必要ということで、理系の出世加速ブログができた。

しかし、今日の教育テレビで大企業の創業者の話があった。創業者には、日本のためになることをしようという強い意志が感じられた。

このような意志が、世の中の役に立つことをする強い動機になり、それが結果として出世にも役に立つのではないだろうかと感じた。
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理系支援上司のサインを見逃さないこと

世の中には色々な上司がいる。理系の出世には、理系を支援する傾向が強い上司が重要である。そのような上司を理系支援上司と呼ぶ。

理系支援上司の存在理由は様々である。文系の理系支援上司も存在する。
文系は人当たりがよいが老獪な面もあり、理系の直情さをかえって好ましいと考える文系もいる。また、もともと理系的だった文系が偉くなった場合、理系的な部下を好ましく思うこともある。色々な理由はあるが、要するに理系が好きなタイプがあり、好きに理由はいらないということであろう。

理系の晩年でも書いたが、このような理系支援上司に運良くめぐり合った場合、一般には出世をしにくい理系的性格の人も引き立ててもらえる。しかし、ここでそれを当たり前だと思うと落とし穴が待っている。

たとえば、理系支援上司Bさんが理系のAさんを引き立てようと思ったとき、Aさんの理系的な弱点が障害になって、より地位の上の人に客観的にAさんの良さを説明できないことがある。その場合、理系支援上司Bさんは、Aさんの弱点が直ることを願う。そして、理系支援上司Bさんは、Aさんに、それとなくサインを出すのである。

そのサインにAさんが応えれば、理系支援上司Bさんは、「今はAさんは弱点があるけれど、直そうとしている。引き立ててあげよう」と思う。

しかし、しばしば理系人間は頑固である。頑として聞かないことがある。Aさんが弱点を改善しないと、理系支援上司Bさんは、「やっぱり理系人間はだめなんだな。見込みがあると思って引き立てようと思ったが、人間無理なことはあるものだ」と思ってしまう。そして、理系支援上司は去っていくのである。

Aさんに必要なのは、理系支援上司のサインを見逃さないことと、柔軟性だった。理系人間には多くの弱点があり、すぐには直らないが、直そうと努力している姿勢が、理系支援上司Bさんをつなぎとめるのである。

出世しにくそうな性格の典型的な理系人間でも、一生の間には引き立ててくれる人、支援してくれる人が現れるであろう。そのときに、理系支援上司のサインを見逃さず、素直さと柔軟性を見せることが重要であろう。

理系の晩年でも書いたが、理系支援上司が去り、相性の悪い上司に変わって初めて、前の上司が理系支援上司だったことに気づくことも多い。

人間は変わらないという人がいるが、典型的な理系人間が、徐々に変わり、10年もたつと昔の性格が分からなくなるくらい変わることがある。君子は豹変するのである。
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歴史書の効用 項羽と劉邦

理系は歴史書に興味を示さない人も多い。しかし、晩年になるにつれ、歴史書と出世が大いに関係することに気づき、歴史書を読むようになる人が増えてくる。取締役等にも歴史書が好きな人が多い。

たとえば、項羽と劉邦の話は、理系の出世の加速に重要である。

たぶん本ブログしかこんな視点で項羽と劉邦の話を分析しないだろうが、項羽は典型的な理系人間だろう。すなわち、戦闘という技術に長けた技術者タイプである。対して劉邦は、技術力は低いが、人間的な魅力に勝る文系人間であろう。

項羽は自らの力を頼んだ。戦闘は連戦連勝で、高い技術力を示した。そして、劉邦をみくびってしまった。理系人間の典型的な弱点が出ている。

一方、劉邦は人材を有効に活用した。戦闘の技術に長けた技術者タイプの人材もうまく使った。技術者タイプの人々も、最後は、項羽という理系人間より、劉邦という文系人間に味方した。そして、劉邦に見方した理系人間たちにより、項羽は滅ぼされたのである。

項羽は、理系の連帯という概念には至らなかった。自らの力を信じているから、連帯の大切さが分からなかった。そして、同じ理系人間により滅ぼされたのである。
理系の連帯 | comments (3) | -

理系の弱点の克服

理系の出世を加速するには、理系の弱点の克服が重要だろう。

理系の弱点は、文系を観察することによって知ることができる。文系の良いところをできる限り吸収することが重要となるだろう。

理系の部下も、人にもよるが、理系の上司より文系の上司を好むことが多いのではないだろうか。文系は人を使っていく能力が高い。

人にもよるので一概にはいえないが、理系は自らを頼み、何でも一人でやろうとする傾向がある。そういう傾向のある人が理系に進んでいるからだろう。

しかし、組織の中では人を育て、使うことが重要となる。会社が大きくなるにつれて、文系の人の優位性が増していく。

また、会社外部の人と横のつながりをつくって人脈を増やしておくことも必要であろう。出世をするにつれて人のつながりがますます重要となるだろう。

理系の弱点は数多いが、文系を観察し、一つ一つ克服していくことが重要となるだろう。
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出世のモチベーション維持

理系にとって出世の加速にとっての最大の難関の1つは、出世のモチベーションの維持ではないだろうか。

もともと理系は出世欲が少ない人が多い。正しいかどうかはともかく、一般には脂ぎって出世のことばかり考えている理系というイメージはわきにくいとされているだろう。

しかし、その人自身が出世に関心がなくても、その人の周りの人はその人の出世が必要なことが多い。

そこで、モチベーションを維持することが重要となる。

家族が出世を望むことをモチベーションにするのが一つである。自分は出世に興味はないけれど、家族を喜ばせてあげようということである。

あるいは、理系として出世して、世の中における理系の地位を高めることに社会的な意義を見出してもよい。自分は出世に興味はないけれど、世の中のために出世しようということである。

理系でその人自身に出世欲が薄い場合には、自分以外の人のために出世をすることをモチベーションとしていく必要があるだろう。
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技術者のユートピア

技術だけに打ち込んでいれば、会社でどんどん出世し、役員待遇が与えられる社会があったらどんなに良いだろうか。

技術者のユートピアといってよいだろう。

残念ながら、現在の状況はそうなっていない。会社で一番地位が高いのは、経営に携わっている経営陣であって、技術者ではない。

この現状を社会的に変えるという方向が理工系の地位向上運動である。

しかし、本ブログでは、「私の出世」という観点から、現状を前提に、理系の出世を考えている。

そうすると、技術者はユートピア思想を捨てて、経営に関係することを広く勉強するということになるだろう。

技術者は、技術だけをすればよいという思想が広がっている。物作り至上主義などもその一例であろう。

マネジメントなどに興味を持つ技術者を、周りの技術者は蔑視したり、技術者から落伍した者とみなすかもしれない。

しかし、そのような考え方は誤りであろう。技術マネジメントや、さらには技術系の会社の経営も、立派な技術職である。

純粋な職人的技術者だけが真の技術者であるという考えを流布させ、五人組のように技術者同士が、経営等に興味を持つことを邪道とする雰囲気こそが、技術者の社会的な地位を押し下げるのである。

出世を目指す技術者は、そのような周りの雑音を無視し、経営に関することを広く勉強することが重要であろう。

技術をより広い視野で捉えていくことが重要となるだろう。技術は単独で存在するのではなく、製品があり、サービスがあり、市場がある。

マーケッティングなどは、広い意味での技術職である。マーケットがどうなるかが分からなければ、どのような製品が必要か、重要な技術が何かがわからず、技術開発の方向性を効果的に定められないからである。

技術者はユートピア思想を捨てて、経営に関係することを広く勉強し、会社経営の中枢にかかわるべきである。そうすれば、社会的な力を得て、技術者のユートピアに近づくために貢献することができるだろう。

すなわち、技術だけに打ち込んでいれば、会社でどんどん出世し、役員待遇が与えられる社会の実現に近づくのである。
技術者、研究者 | comments (3) | -

経営は総合力 理系至上主義の落とし穴

理系出身者がビジネススクールで数学の問題を解いた。周りの文系出身者はできなかった。

このとき、理系出身者は誇らしげに言う。「こんな簡単な問題もできないのか」と。

これは、理系人間の弱点を良く言い当てている。

まず、経営は総合点なのに、数学の問題の部分だけで誇ってしまっている。マネジメントのところでは、文系出身者の成績の方がよいかもしれない。

また、文系の人を見下してしまっている。理系至上主義の弊害である。文系の人は、数学よりも、もっと重要な能力を身につけているかもしれないのである。

経営は総合力であり、数学的な能力だけで経営はできない。数学的な能力や、理系で培った分析力は役に立つが、それだけで経営力が決まるわけではない。

経営に近づくという方向での理系の出世には、理系至上主義を捨て、総合力を高めることが重要となるだろう。

会社の経営に近い立場になれば、技術だけが突出して分かるということだけでは、不安を感じる人が多くなるからである。
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文系のすごさを認識すること

理系の出世を妨げる最大のものの1つは、文系に対する畏敬の念の欠如であろう。

理系からすると文系は簡単なことをやっているように見える。理系は傲慢になり理系至上主義になってしまう。しかし、これが落とし穴である。

実際には、文系は理系よりも複雑なものを相手にしている。人間や社会である。

自然現象は数学的に記述できる。対象が単純だからである。しかし、人間や社会を数学的に記述することは難しい。対象が複雑だからである。

文系は、より複雑なものに挑んでいる。そのことに対する畏敬の念がないと、文系を侮ってしまう。大きな落とし穴である。

実際に社会において出世という結果を出しているのは、理系ではなく、文系である。そのことの重さを認識する必要がある。

技術屋の経営者は、技術至上主義に落ちってしまう傾向がある。これは、大きな落とし穴である。技術は、経営の一要素にすぎない。

そこで、文系の人の助けを借りなければならない。理系人間に欠けている点を補ってもらう必要がある。

しかし、文系への畏敬の念が欠如していると、うまく人を使えない。

うまく理系を使っている文系は、理系への畏敬の念を持っていることが多い。理系の人も自尊心が満たされる。文系は、理系の人をうまく使って、会社を経営していける。

しかし、逆に理系の人が文系の人を使うのはより難しい。文系の人を使うには、文系の人を尊敬し、畏敬の念を持つ必要があるだろう。

理系が自分の足りない点をきちんと認め、文系に敬意をもって接して初めて、文系は理系の下で気持ちよく働いてくれるであろう。

技術屋の経営者が、技術至上主義にならず、文系の人材をうまく使い、バランスよく会社を経営していくことが重要となるだろう。これは技術屋の経営者だけでなく、管理職をめざす技術者にも重要となるだろう。
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研究者の出世

研究者の場合、自己実現の道は良い研究をすることでしょう。しかし、良い研究をしても、ノーベル賞でも取らない限り、役員と同様の待遇が与えられてはいないことが多いのではないでしょうか。

特に基礎研究者の場合、会社の経営に転ずることが難しく、会社の中で役員待遇を得ることが難しいかもしれません。

会社の経営に転ずる場合、マネジメント等をしなければならず、研究活動を犠牲にすることになるでしょう。これを嫌う研究者が多いのですが、マネジメントに残らずに、役員待遇にしてくれる会社は多くないでしょう。

会社を辞めて、アカデミックポストを目指すことも考えられます。会社から、大学に移るために論文を書いている人も多いでしょう。しかし、アカデミックポストの数は少ないので、競争が激しくなります。

研究をある年齢で切り上げて、マネジメント等、会社経営に役立つ知識を学ぶことに転換することも考えられます。しかし、それは多くの場合、研究者の自己実現の道ではないでしょう。また、文系の人とは、若い頃の経験ですでに大差がついており、かなりの不利を負うことになります。

応用技術系ならば、技術を生かしたマネジメントで技術担当の管理職になることも考えられますが、基礎研究の場合、研究所の所長はともかく、会社の中で役員待遇まで出世するのは難しいことも多いでしょう。

管理職ではなくても、優れた基礎研究者には役員待遇を保証するような会社に就職することが一つの道でしょう。しかし、そのような会社は多くはないでしょう。

社会を変えることなく、「私の出世」を目指すことは、基礎研究者の場合には特に難しいといえるでしょう。
技術者、研究者 | comments (0) | -

理系の地位向上における外部支援の重要性

理系の人は、出世においては不利です。

科学技術は、専門分化が著しく細分化しているので、専門的な知識を身につけるだけで時間がかかってしまいます。

その間に、文系の人は、将来の会社経営等に役立つ色々な経験を積みます。

その結果、会社の経営陣に残るのは文系が多くなります。

理系の人が会社内での地位を高めるには、文系、理系を問わず、会社外部の人の支援が必要でしょう。理系の連帯により、一緒に悩み、互いに相談できる人を増やしておくことも、役に立つのではないかと思われます。
理系の連帯 | comments (0) | -
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