理系の出世加速ブログ at 理工系.com

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歴史書の効用 項羽と劉邦

理系は歴史書に興味を示さない人も多い。しかし、晩年になるにつれ、歴史書と出世が大いに関係することに気づき、歴史書を読むようになる人が増えてくる。取締役等にも歴史書が好きな人が多い。

たとえば、項羽と劉邦の話は、理系の出世の加速に重要である。

たぶん本ブログしかこんな視点で項羽と劉邦の話を分析しないだろうが、項羽は典型的な理系人間だろう。すなわち、戦闘という技術に長けた技術者タイプである。対して劉邦は、技術力は低いが、人間的な魅力に勝る文系人間であろう。

項羽は自らの力を頼んだ。戦闘は連戦連勝で、高い技術力を示した。そして、劉邦をみくびってしまった。理系人間の典型的な弱点が出ている。

一方、劉邦は人材を有効に活用した。戦闘の技術に長けた技術者タイプの人材もうまく使った。技術者タイプの人々も、最後は、項羽という理系人間より、劉邦という文系人間に味方した。そして、劉邦に見方した理系人間たちにより、項羽は滅ぼされたのである。

項羽は、理系の連帯という概念には至らなかった。自らの力を信じているから、連帯の大切さが分からなかった。そして、同じ理系人間により滅ぼされたのである。
理系の連帯 | comments (3) | -

理系の弱点の克服

理系の出世を加速するには、理系の弱点の克服が重要だろう。

理系の弱点は、文系を観察することによって知ることができる。文系の良いところをできる限り吸収することが重要となるだろう。

理系の部下も、人にもよるが、理系の上司より文系の上司を好むことが多いのではないだろうか。文系は人を使っていく能力が高い。

人にもよるので一概にはいえないが、理系は自らを頼み、何でも一人でやろうとする傾向がある。そういう傾向のある人が理系に進んでいるからだろう。

しかし、組織の中では人を育て、使うことが重要となる。会社が大きくなるにつれて、文系の人の優位性が増していく。

また、会社外部の人と横のつながりをつくって人脈を増やしておくことも必要であろう。出世をするにつれて人のつながりがますます重要となるだろう。

理系の弱点は数多いが、文系を観察し、一つ一つ克服していくことが重要となるだろう。
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