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自分のことばかりを考えるのは出世を妨げる

自分のことばかりを考えて、自分さえよければよいという考えのみを追求し、とうとう最後には歴史上の偉人レベルにまで出世した人というのは考えがたい。

自分のことばかりを考えて出世をしようとした人がいれば、後世の人は、その人は出世はしても、人類に富をもたらしていないので、歴史上の偉人とまではいえないと考えるだろう。

よって、少なくともかなり上のレベルに出世するためには、自分のことばかりを考えて、自分さえよければよいという考え方ではだめであろう。

それなのに、自分のことばかりを考える人が多いのはなぜだろうか。人物の器が小さければ、自分の利益に汲々としてしまうだろう。

もちろん、自分のことばかりを考える人でも、出世をする可能性もあるかもしれない。しかし、それは本当の出世ではないだろう。10年か20年規模の時間での出世かもしれないが、100年、200年規模の出世ではありえない。

本当の出世は、自分のことばかりではなく、社会に莫大な富をもたらすことによってしか得られないだろう。

これは、歴史上の偉人が、みな社会に莫大な富(経済的、文化的、精神的など)をもたらしたことにより偉人となっていることから明らかであろう。

理系は、熱心に開発研究に打ち込むことにより、社会に莫大な富をもたらす大きな可能性がある。

これは、自分のことばかりを考えるというより、研究対象のことを熱心に考えた結果、客観性、普遍性のある価値を生み出したということであろう。そのことにより、社会に莫大な富を生み出したのである。

この意味で、理系の技術者、研究者には、会社での出世とは別の大きな可能性が残されているといえるだろう。
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